社長挨拶
私たちが手掛ける多くの部品は、手に乗せられるような小さなものです。その小さな部品一つ一つが、大きな航空機や産業機械が正常に機能する上では欠かせません。それらは社会インフラの基盤を支える重要な役割を担っており、そのような部品を作ることに私たちは誇りを持っています。
私たちはものづくり企業として製品への責任を持ち、長い歴史の中で培った精密加工技術を継承発展していきつつ、未来に向けて品質と人材育成に力を入れ、より信頼される企業を目指します。そして、変化する時代のニーズに柔軟に対応し、幅広く社会に貢献してまいります。
最後に、弊社が80年以上事業を継続できているのは、ひとえに支えて頂いた全ての取引先様、金融機関様、社員、地域の皆さまのお陰です。
今後とも皆様のご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
代表取締役 長谷川仁太
菅澤製機について
菅澤製機はお客様とのコンタクトを担っており、引き合いに対して精密加工のノウハウを活かした提案型営業を行なっております。
設計段階から積極的にお客様とコミュニケーションを取り、コスト削減案や改善案などを提案いたします。同じ図面、仕様でも菅澤製機に頼めば精度が上がる、パフォーマンスが上がると言われるような精密加工に挑戦し、お客様の期待を超える仕事を目指しています。こうした姿勢を通して、官公庁向け製品に採用されるような高い評価を頂いております。
日本だけでなく、海外企業との直接取引を積極的に行い、グローバルな視点で日本の技術力の一翼を担っております。
会社案内
商号 | 菅澤製機株式会社 |
代表取締役 | 長谷川仁太 |
所在地 | 〒230-0025 神奈川県横浜市鶴見区市場大和町10-6 |
電話番号 | TEL:045-521-9826 FAX:045-502-2726 |
設立 | 1939年2月11日 |
資本金 | 1,000万円 |
敷地面積 | 893m2 |
建物面積 | 428m2 |
主要製品 | 機械部品、油圧機器、ディーゼルエンジン燃料噴射部品、航空機部品 |
主要取引先 | 三菱重工業株式会社、株式会社東芝、株式会社島津製作所、MOOG Inc. |
役割図
菅澤製機株式会社は営業窓口を担当し、お客様からの引き合いに対して提案活動を行います。ご発注頂いたお仕事は株式会社スガサワにてものづくりを行います。
各社に機能を集約することで生産性向上を図ると同時に、2社で連携してお客様の期待を超える精密加工をお届けできるよう日々業務に取り組んでいます。
沿革
1939年 2月 | 長谷川俊造が横浜市鶴見区菅沢町で菅沢製機所を創業 |
1945年 8月 | 横浜市鶴見区市場大和町に移転し、建設車両部品の製造を開始 |
1953年10月 | 菅澤製機所を改め菅澤製機株式会社を設立、長谷川俊城が取締役社長に就任 |
1961年 5月 | 川崎市川崎区渡田に油圧機器部門として菅澤製機川崎工場を新設 |
1967年 8月 | 横浜市鶴見区大東町に菅澤製機大東工場を新設 |
1969年 5月 | 菅澤製機川崎工場を分離して、株式会社東京計器との資本提携により、菅沢ハイドロリック工業株式会社を設立 |
1971年 8月 | 山形県西村山郡大江町本郷己に菅澤製機大江工場を新設 |
1978年 4月 | 菅澤製機株式会社が新キャタピラー三菱社より「保証認定工場」を受ける |
1981年 4月 | 横浜市鶴見区大東町に菅澤製機株式会社の本社を移転 |
1981年 5月 | 菅澤製機大江工場を分離して、株式会社スガサワを設立 |
1983年 4月 | 山形県寒河江市中央工業団地にスガサワ寒河江工場を開設 |
1987年11月 | 山形県寒河江市中央工業団地に株式会社スガサワの本社を移転 |
1988年11月 | 菅澤製機株式会社がアメリカ・キャタピラー社より「保証納入認定工場」を受ける |
1995年 7月 | 山形県寒河江市中央工業団地内に株式会社スガサワの工場を新たに開設し、本社機能を移す |
2000年 7月 | 菅澤製機株式会社及び株式会社スガサワがISO9002 認証を取得 |
2003年 8月 | 菅澤製機株式会社及び株式会社スガサワがQS9000 認証を取得 |
2004年 4月 | 横浜市鶴見区市場大和町に菅澤製機株式会社の本社を移転 |
2006年 7月 | 菅澤製機株式会社及び株式会社スガサワがISO9001 認証を取得(TS16949準拠) |
2006年 9月 | 菅沢ハイドロリック工業株式会社を株式会社スガサワに統合 |
2011年 8月 | 菅澤製機株式会社及び株式会社スガサワがAS9100 認証を取得 |
2016年 8月 | 菅澤製機株式会社及び株式会社スガサワがISO 22301(BCMS)認証を取得 |
2017年 8月 | 株式会社スガサワがNadcap(NDT:MT)認証を取得 |
アクセス
〒230-0025 横浜市鶴見区市場大和町10番6号
TEL:045-521-9826
最寄駅 京浜急行線 「鶴見市場」より徒歩5分
事業
モノづくりの新しい未来へ
技術・品質の強み
主に産業用大型エンジン部品、産業用油圧機器部品、航空機部品などの精密機械加工部品の製造をおこなっています。機械加工部品の組み立てや機能試験が可能な設備を導入しており、材料の調達から特殊工程、検査まで一貫した生産体制を確立しています。
株式会社スガサワの事業内容ページへ実績紹介
世界中の重要なインフラを支える産業用エンジン部品、油圧機器部品、航空機部品などの精密部品を製造しております。
その一部実績をご紹介します。
油圧部品(スリーブ:ドア開閉装置)
民間航空機用のドア開閉装置です。
直径隙間6µmの嵌め合いです。
材質:SUS440C(焼き入・焼き戻し硬さHRc55~60)油圧部品(スライド:ドア開閉装置)
民間航空機用のドア開閉装置部品です。
直径隙間6µmの嵌め合いです。
材質:SUS440C(焼き入・焼き戻し硬さHRc55~60)燃料噴射部品(ノズルホルダー)
バレルとプランジャーで作った高圧(150MPa)の燃料をディーゼルエンジンのシリンダーの中に霧状にして吹き込む部品です。
ボディー材質:SCM435(焼き入・焼き戻し硬さHB269~321)
ノズル先端部:(高周波焼き入硬さHv550以上)燃料噴射部品(プランジャー、バレル)
上記と同様、燃料噴射系部品でプランジャーポンプとノズルが一体化した電子制御型インジェクターです。
ハウジング材質:SCM420H(浸炭焼き入れ硬さHv550以上)
プランジャー材質:SUJ2(焼き入・焼き戻し硬さHRc59~65)油圧部品(圧力平衡弁)
油圧ポンプからの圧力油の流れる量を調整する制御精度の高い流量制御弁です。
ボディー材質:FCD550
スプール材質:SKD11(焼き入・焼き戻し硬さHRc56以上)油圧部品(切り替え弁)
大流量用、または流量は比較的少ない場合でも、切換え時の衝撃を緩和させる必要がある場合に用いられる、電磁パイロット切換え弁です。
ボディー材質:FCD450,500
スプール材質:SCM415(浸炭焼き入れ硬さHRa82~84)
設備について
工作設備に関しては、高精度な精密加工でニッチな製品に対応できるよう、他社にはあまりないような特殊な設備を積極的に導入しています。
検査設備に関しては、高度な加工設備に合わせた高精度な検査を行うことができるような設備を揃えております。表面上の加工精度だけでなく、
特殊工程や様々な検査を行い、品質基準を満たしていることを確認しています。
品質
品質へのこだわり
私たちはゼロディフェクト品質という究極のものづくりを目指し、組織マネジメント、品質マネジメントに力をいれています。
特に、航空機部品などは一個でも品質が悪いと重大な事故に繋がりかねないため、最新鋭の検査設備の導入や設備を扱う職人技術の継承、育成に取り組んでいます。
JIS Q 9100
JIS Q 9100 は、航空宇宙防衛産業における特有の要求事項を含んだ品質マネジメントシステムのJIS規格であり、取得と維持が難しい認証の一つと言われています。私たちが、品質と信頼、安心と満足を提供し続ける証です。
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